「Tilt」に関して『ゴスペル一辺倒でかなりガッカリさせられた』という記事を目にした事があります。
このアルバム、ゴスをやってるつもりだったのかしら?
全曲を聴けば分かるけど、アートです。
色彩的にはモノクロに近い世界を想像すればいいかもしれない。
ジャケットのような闇みたいな・・・
身体の内臓のどこか?
どこだろう?
五臓の肝・心・脾・肺・腎
鼓動が聞こえたり聞こえなかったり・・・心臓よりも離れているのだろうか?
今一番病んでいるところに留まっているのかもしれない・・・
私は、ひんやりする床に寝そべって聴く
うつらうつらしながら、貴方が描く奈落の世界に入ろうとしている・・・
自殺未遂の経験や精神不安定の時期もあったように聞いています。
そのスコットがこの「Tilt」の後に(2006年)「The Drift」を発表しています。
それを知ったのはOPETHのミカエルのインタヴューからです。
今回のアルバム「WATERSHED」には、スコットの「The Drift」からの影響が大きかったそうです。
残念ながら「The Drift」を知らなかったのでこれを機会にCDを買ってみようと思います。
それに、ミカエルがゲスト参加しているIhsahnの「Angl」(second solo)こちらも頑張って買ってしまおうか?
1. Misanthrope
2. Scarab
3. Unhealer
4. Emancipation
5. Malediction
6. Alchemist
7. Elevator
8. Threnody
9. Monolith
OPETHの記事からScott Walkerがリンクされるなんて、なんだかとっても不思議です。
Scott Walker、この世界に再び浮上して欲しい一人です。